治療後の長期安定性
初診相談の際に矯正治療後の後戻りを心配されている患者様が多くいます。当院では第一に咬み合わせを重視した治療を行っています。見た目の歯並びももちろん大切ですが、それ以上に機能的な咬み合わせを考えた治療によって、治療後10年経ってもほとんど変化なく歯並びを維持できている患者様も多数います。
これには矯正専門医としての長年の経験に基づいたオーバートリートメント(後戻りのリスクの高い箇所を予測して歯の移動を行うこと)と、患者様自身の歯並びの変化に対する意識がとても大切です。治療が終わった後にも継続している定期的な通院とリテーナー(保定装置)の使用が長期の安定に繋がっていると考えられます。
治療例:1
出っ歯で前歯の咬み合わせが深いケース。正中(上下の歯の中心)や奥歯が横にずれていて顔の非対称もありましたが早期治療を行ったため非対称の進行を抑制することができました。本格治療では抜歯をすることなく、歯並び・咬み合わせともに改善しました。治療が終わり10年経ちましたが、今も良好な状態を保っています。
治療前
治療後
治療後10年
治療例:2
程度の強い骨格性下顎前突(受け口)のケース。上顎のガタガタが強く、下顎の突出感もあったため本来なら外科的矯正治療も考えられるケースでしたが、ご本人の強い希望により矯正治療のみで治療を終えました。抜歯治療となりましたが、奥歯でしか咬めていなかった状態から前歯まで咬めるようになりました。同時に顔の非対称や顎の突出感も改善されました。しっかりとした咬み合わせで、治療後も安定しています。
治療前
治療後
治療後10年
治療例:3
奥歯でしか咬まない開咬のケース。骨格にずれがある14mmの出っ歯でした。前歯ではまったく咬めず、口を閉じにくい状態でした。無意識に舌を前に出す癖がありましたが筋機能療法(舌癖を改善するトレーニング)により改善され、10年後にも明らかな後戻りは見られません。終了時の噛み合わせの状態を保っています。
治療前
治療後
治療後10年
治療例:4
前歯のガタガタを伴う反対咬合(受け口)のケース。骨格に非対称もありましたが検査の結果非抜歯治療を選択しました。後戻りも予想されましたが、治療後のリテーナーの使用と定期的な通院の継続により、終了時の歯並びを維持できています。前歯に変色歯がありましたが、補綴(被せもの)は矯正治療後に行ったのでよりグレードの高い歯科治療を受けることができました。
治療前
治療後
治療後10年
治療例:5
上下の歯が横にずれ奥歯の咬み合わせが逆になっている交叉咬合のケース。あごが右にずれていましたが、早期に治療を始められたので非抜歯治療で理想的な歯並びと咬み合わせになりました。オーバートリートメントにより10年後も正中(上下の歯の中心)が揃ったきれいな歯並びを維持しています。
治療前
治療後
治療後10年
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